映画「ゴッホ~最期の手紙~」の制作に参加した唯一の日本人「古賀陽子さん」
11/3から公開を開始した映画「ゴッホ~最期の手紙~」は、ゴッホの死の真相を全編動く油絵で構成された映画です。本編93分、制作期間は約4年。世界初の総油絵映画です。
この映画では、125名の画家が参加し、62,450枚の油絵で構成されています。この映画で油絵の制作に参加した125名は、5,000人以上の応募のなかから50倍の倍率で選ばれました。
その中で唯一の日本人として参加されたのが、「古賀陽子さん」です。
略歴
1986 兵庫県西宮市出身
2005-2006 イギリス The University College for the Creative Arts(現UCA芸術大学)のfoundation courseにてファインアート、デザイン、版画など美術全般の基礎を学ぶ
2008-2009 イタリア Accademia di Belle Arti di Firenze(フィレンツェ国立美術大学)にてファインアート、解剖学を学ぶ学業と並行してマドンナーラ(ストリートペインティング)活動を行う
2010-2013 イタリア Russian Academy of Art in Florence(現Florence Academy of RussianArt)にて古典的なロシアの技術に基づく油絵、ドローイング、解剖学、構図を学ぶ
現在 兵庫県西宮市を拠点に国内外で活動中
(画家 古賀陽子 公式ウェブサイト より)
制作現場は、かなりハードだったようで1日10時間描き続け、3ヶ月で約580コマを描いたのだとか。その結果採用されたのは、1分弱という話にでびっくり!
古賀さんが制作に参加したのは、3ヶ月間、「この映画が完成したらすごい映画になる!」というモチベーションで描き上げたということ。