ストーリーで学ぶライフハック!「Dr.Hack (Lifehack Lightnovel)」倉下忠憲(著)
2017/09/15
「ライフハック」という言葉を聞いたことがありますか?
何かわからないことがあれば、とにかくググる!とうことが常という方は聞いたことがある言葉だと思います。
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ライフハックとは
LifeHack(ライフハック)は、情報処理業界を中心とした「仕事術」のことで、いかに作業を簡便かつ効率良く行うかを主眼としたテクニック群である。
wikiより
要するに暮らしの工夫ということでしょうか。
今回紹介する本は、このライフハックに関連した「Dr.Hack (Lifehack Lightnovel)」という本です。
この本で、倉下忠憲さんの本は2冊目です。初めて著者である倉下忠憲さんの本を知ったは、書評を初めてみようと思った時に参考になりそうな本を探していた時です。
ちなみに、「書評記事の書き方」の書評はこちらです。
わかりやすくまとめらていたので、初めて書評を書くという方にはオススメかと思います。
今回紹介する「Dr.Hack 」という本を知ったのは、倉下忠憲さんって他にどんな本を書いているだろうと思ってAmazonで探してみたのがきっかけです。
タイトルからは、イマイチ内容がわからなかんたんですが、Amazonの紹介ページには下記のように書いてありました。
ライフハック・ライトノベル第一弾。
ワクワクするライフハックと仕事術の考え方がたくさん詰まった物語。
〜〜〜
高い傘を電車に置き忘れてしまい、その対策に悩む「僕」。ハカセからの問いかけによって始まるリマインダーの講義から、めくるめくライフハック・ワールドへの扉が開かれます。
リマインダー、チェックリスト、タスクリスト、レビュー。そんなキーワードが気になる方に楽しんでいただける作品です。▼登場人物紹介
「僕」……新人の社会人。意気込みと勢いは強いものの、仕事では空回りしがち。ハカセの研究所によく遊びに来ている。
ハカセ……ライフハックを研究する謎の研究者。白髪に白髭の老人。ときどき皮肉が過ぎるきらいがある。
サクラさん……ライフハック研究所の栄えある所員一号。「僕」よりは少し年上のお姉さんだが、実態は不明。クイズやなぞなぞに目がなく、集中すると性格も変わってしまう。
▼目次
第一章 傘忘れの憂鬱
第二章 カオティック会議
第三章 デートのアート
第四章 タスク・ジャグル
第五章 忘却のメビウス
あとがきAmazonよ
小説でびっくり
倉下忠憲さんってブロガーさんだと思っていたので、内容が小説でびっくり、話時代も面白かった。
考えるプロセスを学ぶことができる
それぞれの章でテーマが違い、その章に沿ったアイデアを出していく話です。例えば、第1章のテーマはどうやったら電車に傘を忘れないようにするか?
私を含め、電車の中についつい傘を忘れてきてしまった!という方は多いのではないでしょう?
通常のライフハックであれば、「こうするといいよ」という結果を教えてくれるのですが、この本ではその解決策に至るまでのアイデアの出し方をストーリーととして追いかけることができます。
イメージとしては、横でブレストを見ている感じでしょうか。
こんな方にオススメ
考えるのが苦手、ブレストをするのが苦手というような方は、この本を読んで学んでみるといいかと思います。小説のような書き方をしてあるので、読みやすいことに加え、話も面白いので楽しく学べるのではないかと思います。
まとめ
ライフハックを話題にした小説っていうのは読んだことがなかったので、新鮮な感じで読むことができました。また、博士と主人公の掛け合いと、ヒロイン?の柔軟な発想が面白かったです。
アイデアの出し方、まとめ方を小説で学べると言った感じの内容なので、考えることが好きな人にはオススメの内容だと思います。気になった方は、ぜひ読んでみてください。